空き巣の下見（マーキング）
空き巣は綿密な「下見」を実施し
「侵入しやすい家」「気づかれない家」を
狙って侵入します。
セールスマン等のふりをして狙う家を下見に訪れ
住人の性別、立場、ライフスタイル、訪問時の
対応などを調べてアルファベットや数字、シール等を
使ってマーキングすることがあります。
セールスマンなどが来た時は帰ってから
マーキングされていないかチェックすると良いです。
マーキングする場所は、表札や郵便受けの下側
ドアの右下、電気、ガスのメーター等
巧妙にマーキングします。
マーキングを見つけたら消去することです。
自分の覚えの無いものが記載されていたら
すぐに消しておくことです。
以下はマーキングの一部です。
Ｗ ---- 女性
Ｍ ---- 男性
Ｆ ---- 家族
Ｓ ---- 一人暮らし
外 ---- 外国人
ロ ---- 老人
Ｄ／大 --- 大学生
Ｒ／ル --- 留守
例えば
ＳＷ8-17Ｒ とマーキングされていたら
（一人暮らしの女性、8時～17時、留守）
という意味です。
空き巣の侵入時間
空き巣の侵入する時間帯で最も多いのが午前中です。
これは午前中は家主が不在の確率が高い事や
子供の送り出し、ゴミ出し程度の少しの時間ならと
油断して戸締りをせずに家を空けてしまう事があるからです。
特にゴミ出しの時間は「数分なら鍵をかけなくてもいいか」
と家主が思ってしまいがちです。そして、ゴミ出しついでに
つい立ち話をしてしまうなんてことはよくあることです。
空き巣はそういった油断を上手く突いてきます。
鍵が開いていれば、空き巣はピッキングもガラス破りも
しなくていいし、作業時間は5分もあれば足りるので
十分犯行に及べるという訳です。
空き巣と言うのは事前に下調べしているので
どの家がどれくらいの時間にゴミ出しをするか
鍵を掛けて家を出るのかくらいはチェックしています。
空き巣の犯行は昼間ばかりではありません。
空き巣は夜犯行に及ぶ事もあります。
住人が寝静まった2時～4時頃の時間帯です。
普通の人であればまず寝ている時間です。
誰もいない方がやりやすくはあるけれど
住人が寝静まっているなら犯行可能です。
空き巣の滞在時間は主に5分か
せいぜい10分程度なのです。
空き巣は常にあなたの家を狙っていると
認識されたほうがよいです。油断は禁物です。
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