合いカギ
合いカギ手口とは、合いカギで侵入する手口です。
つまり、これは、住人がポストの中や植木鉢の下などに
隠してある合いカギを、空き巣が見つけて使う手口です。
合いカギですぐには侵入せず、その鍵を使って作った
合いカギを用いて侵入する場合もあります。
「隠してある合い鍵」というのは、空き巣には簡単に
見つけられてしまうようです。空き巣は侵入する家を
探すために事前に偵察をします。
そのときに、住人の家族構成や留守の時間、
そして合いカギの隠し場所などを観察するのです。
合いカギによる手口は、ドアが壊されたりしないので
空き巣に入られたことに気づくのが遅れ、
被害時期の特定が困難になることもありますので
やっかいな手口なのです。
＜合いカギ対策＞
合いカギによる空き巣を防ぐためには、まず合いカギを
外に置かないことが重要です。そして、防犯性が高いのは
鍵を使わずに戸締まりができる最新式のキーレス錠です。
カギもカギ穴もないので、合いカギを作成される恐れもなく
カギ穴に工具を差し込んでドアをこじ開けられたりもしません。
家族の人数分のカギを作る必要がなく、セキュリティ面だけでなく
利便性も優れています。
一般家庭向きのキーレス錠も増えてきました。
・暗唱番号鍵
暗証番号を使用して鍵を開けたり閉めたりできる錠前です。
定期的に番号を変更すれば、より安全です。
鍵がないので、紛失などのトラブルがありません。
・指紋認証鍵
生体認証による錠前で、指紋によって鍵を開閉する錠前です。
複製もできませんし、番号を忘れたり、鍵を紛失したりする
トラブルも回避できます。
・非接触錠
複製（合いカギ）が難しく、道具を用いた不正開錠もできません。
電子マネーに固有のIDをつけて鍵として機能させる仕組みです。
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